★嘘付くな!カウンターで嘘はばれる

 早いもので今年ももう2月です。2月3月は、逃(2)げる、去(3)ると言われる通り、イベントに追われているようで時間が過ぎるのが早いですよね。KANは確定申告と、新年度向けホームページ更新に追われています。今週末の休みとれるのだろうか?心配な今日この頃です。

 あなたもきっと時間に追われているのではないでしょうか?そんなあなたの貴重な時間を1分でも多く有益に使っていただくために、今回はサクサクッと本題に入りまぁす!
 今回のテーマは、”アクセスカウンター”です。アクセスカウンターとは、”あなたは○○○番目の訪問者です”ってやつです。前々回のキリ番の項でも扱いましたが、今回は、”カウンター数が少ないのに、大好評商品”というホームページを作っているサイトを斬ります。

 実名を挙げると一目瞭然なのですが、名誉毀損と訴えられると馬鹿らしいので、

 サイト公開日:2000年4月6日
 アクセス総数:4241
 ショップ機能:アリ
 主な取扱業務:郷土菓子製造・販売業
 サイト内宣伝:おかげさまで大好評

というホームページを想定してください。(サイト公開日を2ヶ月程度ズらしただけで実際に存在しているホームページです。)KANの言いたいことピーンと来た方、嬉しいです。

 KANが言いたいこととは、”4年以上経って、訪問者数が4000件強しかいないならば、年平均は1000件前後、日平均は3人程度。全ての訪問者が商品を買う ことはありえない。ってことは、大好評というほど売れているわけない。あなたの誇大広告見破られてますからぁ 残念! カウンターで嘘墓穴を掘るホームページ斬り!”ということです。


 実店舗で考えてみてください。1日3人しか来店されないなら、3人とも商品を必ず買う義務はないのですから、余程の大口取引が毎日成立しない限り利益が出るわけありません。この店の場合は郷土菓子店でした。ネット通販を検討している方は、絶対に”郷土菓子を大量に注文しません”。これは断言できます。つまり、ネットで大好評といわれるほど売れているわけはないのです。

 同じように、”アクセス総数が少ないのに、限定商品残りわずか”というような宣伝をしているホームページも誇大広告だということが分かります。だって、アクセス無いのに売れるわけないのですから。

 嘘吐かれたら買う気が失せる、これが人間の心理です。また、嘘吐きは嫌われる、これも人間の心理です。田代まさし氏の衰退を見ることでも嘘吐きは嫌われることは分かりますよね。一時期は自分の店を出せるほど人気があったのに、薬物犯罪で捕まり、更生することを誓ったにも関わらず誓いを破った現状は、社会的に疎まれる存在となってしまいました。嘘の代償は怖いのです。


 KANのお客様でも、カウンター設置を希望された方がたくさんいらっしゃいます。しかし、KANは基本的に断ります。なぜならカウンターは、設置者の都合によって変更できるのですから信じられないためです。(設置者の都合で変更できるとは、カウントのスタート番号を100000から始めることも可能であり、一般的には1つずつ増えていくと思われているが設定次第では15ずつ増やすことも、ランダムに増やすことも簡単に設定できる という意味です。)

 訪問者に見せるためのカウンターは、紹介する必要のない情報なのです。訪問状況を把握したいならば、アクセス解析 という機能を使いましょう。アクセス解析は設定によって、管理者だけしか見れなくできますので、悪印象を与えることなく、状況把握という目的を達成できます。


 ちなみに、KANが今回のテーマを扱うことを決心したのは

 売上が上がるを売りにしている ホームページ制作会社のブログ(8ヶ月以上運営中)

を見たときでした。なんと、8ヶ月も運営しているのに、ブログへのレスポンスが10件無かったのです。ハタヨウク風に言えば、

 でもあんた
 あんたのブログ見て あんたに頼んでも売上伸びないこと分かりましたからぁ 残念!
 訪問者増やせないホームページ制作会社 Sノさん 斬り!

 (あぁスッキリした。)
 では皆さん、ゴキゲンヨウ!
 -----嫌われるホームページのポイント--------------------------------------
 |      ● カウンター数で売れているかどうかは予測されてしまう       |
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