★言葉の魔力(序章)

 9月に入って寝易い季節になってきましたね。素朴な疑問『あなたは寝るとき服(パジャマ等)着てますか?』というのも、KANいつも裸で寝てるんだ。先日、何かの漫画で裸で寝る姿が書いてあったのを驚いている人がいたから、KANにとったら普通のことなだけに、人格否定されたみたいで寂しかった。裸は気持ちいいから、騙されたつもりで1夜を過ごして見て、裸寝仲間になってくださいね。

 では、今回のテーマに入りましょう。
 今回のテーマは、実はお金になる。つまり、知ってしまうと”仕事になる”ってテーマ。もちろん、企業秘密もあるから全部は紹介できないけど、ヒントは、

「一気に読んでしまった」(セカチューへの柴崎コウChanのコメント 風)
「お買い得!他社より更に10%引」  という安さだけ主張する広告チラシ

は、どちらも、言葉で構成されているという事実にあるんだ。
 KANの言いたいことをイメージしやすいのは、”セカチュー現象”だと思う。昨年一気にベストセラー。映画化。TVドラマ化された。書名については、ほとんどの方がご存知だろう。でも、本当の出版年度は2001年3月。昨年秋までの2年半は、知ってる人だけ知っている、そんな本だった。

 何故、昨年大ブレークしたのか?

 その答えが先の、「一気に読んでしまった」(セカチューへの柴崎コウChanのコメント)だったのだ。同じように、みのもんた氏もブレークを引き起こせる。もちろん彼らはカリスマ性を持っているが、そんな彼らでも無口では何も伝えられない。彼らの言葉にまとめられた感情が、消費者を刺激するからブレークは起きる。

 つまり、言葉の使い方で、ホームページを読んでもらうこともできる。逆に、読んでもらうことすらできない場合もある、ってこと。だから、読んでもらう・興味を持たせる言葉の使い方を覚えるってことは、イコール集客につながり、結果として売上につながるってこと。

 だから今回覚えてもらいたいことは、どういうことに気を付ければ興味を引けるか、のコツなんだ。(KANもたまには役立つこと紹介するよ。)
 といっても、”100人に宣伝したら100人に読んでもらえる”ってことはない。興味の無い人は、無料であろうが決して読もうとしないからだ。でもね、普通のチラシ広告の閲覧率ってどれくらいか知ってる。実は、10万枚配って、そのうち資料請求・来店する人は100人いない。不動産のような業種ならもっと酷く、10万枚配っても20〜30件の問合せしかない。なぜなら、配られた方は配ってくださいと頼んだわけではなく、チラシがあるから読んでみるか、程度の気持ちで読んでいるから、元々大多数は顧客対象じゃないからだ。
 でもホームページの場合は、別に配るわけじゃないから広告費が余計にかかるわけではない。そしてそもそもホームページを訪れてくれた方は、興味を持っていたから訪れた確率が高いんだ。というのも、おそらくあなたも興味があるページを ”検索” することが最初の行為でしょ。そう、誰だって、自分からまずは探しているんだ。だから、ホームページに求められることは、”多少なりとも興味を持って訪れた方に、更に興味を持たせる表現ができればいい”ってことなんだ。この時点でチラシと訪問者の態度が元々異なるから、ホームページの内容を読んでもらえさえすれば、成約率も自ずと上昇するってことなんだ。といっても、100人訪問してもらって、5〜7件程度だけどね。

 この程度かってがっかりした? じゃ計算してみよう。仮に1日100件のネット訪問者がいらっしゃるとし、そしてそのうち5名様が商品を買ってくださる。ネットショップでの目安単価である5,000/1商品とすれば、1日25,000円の売上。このうち、6割が商品原価とすれば、利益は10,000円。
 1年間は365日だから、年利益365万円ってところ。とりあえず、これだけあれば、飯は食えるよね。(補足しておくと、1日5名様に商品発送しても、1時間あれば終わるよね。残りの時間は何する?別のページを作って、同じようにする。×5=>1,875万円)

 もちろん、これは机上の空論だから、計算だけなら意味は無い。
 でも本当のこというと、ネットで成功した人はほとんど、複数サイトを並行運営している。つまり、各サイトの利益 × サイト数 の定式を自分のものにしている。そこに共通しているのは、”訪問者に興味を沸かせる 文章の書き方”だけ。

 おっと、今回はもう時間がないので、次回もこのテーマを取り上げるね。次回の内容があなたにもっと役立つように、1つだけ宿題を出しておこう。
 雑誌でも新聞でもチラシでもいい。気に入ったものを1つ探しておいてください。そして、何が気に入ったのか、言葉にしてみてね。

 もう悩んでる?もっと悩んでね。悩めば悩むほど役立つから。それじゃ。
 -----嫌われるホームページのポイント--------------------------------------
 |      ● 興味を持たしきれないホームページ                |
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